体幹が使えず代償動作に悩むダンサーの改善記録|福岡天神の神経整体院alivinus
はじめに|痛みは減ったのに動きに不安
手首や体の痛みは少しずつ良くなってきた。以前よりも動けるようになった。それなのに、なぜかパフォーマンス中に首が吊りそうになったり、思うように体が使えない。
こんな悩みを抱えているダンサーやアスリートの方は少なくありません。痛みが取れることと、正しく体を使えることは、実は全く別の問題です。
今回ご紹介するのは、手首の痛みや体の不調が改善してきた一方で、腹筋が使えず首や肩で代償してしまい、新たな痛みや怖さを感じるようになったお客様の事例です。
神経整体院alvinusでは、このような「動けるようになってきたからこそ見えてくる課題」に対しても、神経整体と重心バランス整体を組み合わせた多角的なアプローチで根本改善を目指しています。
今回のお客様が抱えていた悩み
動きやすくなったが本来の使い方ができない
今回来店されたK様は、以前から手首の痛みや体の不調で通院されていた方でした。
施術を重ねるうちに、手首も以前ほど何もできないことはなくなり、動く分には前よりも動きやすくなってきていました。しかし、K様が感じていたのは「動けるようになったけれど、正しく体を使えていない」という違和感でした。
特にダンスのパフォーマンス中、足を上げたままキープする動作では、本来なら腹筋で支えるべきところを首や肩に力を入れて無理やり保持してしまう。その結果、首が吊りそうになるほどの負担がかかり、レッスン後も首周りに変な感覚が残ってしまう状態でした。
腹筋が使えず代償動作の連鎖
K様の悩みの核心は「腹筋が使えない」ことにありました。
腹筋運動をしようとしても、お腹ではなく肩に力が入ってしまう。座っている時も背中を丸めた姿勢になりやすく、真っすぐ座ろうとすると背中を反らさなければならず、すぐに疲れてしまう。
立ち上がる時には腰に痛みを感じ、片足立ちもバランスが取れずすぐに肩に力が入ってしまう。
このように、体のあちこちで代償動作が連鎖し、本来使うべき筋肉が使えず、使わなくてもいい場所に過度な負担がかかる悪循環に陥っていました。
パフォーマンスへの影響と不安
K様にとって深刻だったのは、この状態がパフォーマンスに直結していたことです。
足を素早く上げる動作では、腹筋で支えられないため間に合わず、首や肩で無理やり引き上げる形になってしまう。レッスン中に何度もそうした動作を繰り返すうちに、首周りが限界に達し「もう吊りそう」という恐怖を感じるほどでした。
幸い、体調不良でレッスンを休んだり、イベントが延期になったりと、予定が減ったことで大きな怪我には至りませんでしたが、「次の練習では確実に吊りそう」という不安を常に抱えていました。
体幹が使えないとはどういうことか
体幹の役割と重要性
体幹とは、胴体部分の筋肉群のことを指します。腹筋、背筋、骨盤底筋群、横隔膜など、体の中心を支える筋肉の総称です。
体幹は、体を安定させ、四肢の動きを効率的にサポートする役割を持っています。体幹がしっかり機能していると、手足を動かす時に無駄な力が入らず、スムーズで力強い動作が可能になります。
逆に体幹が使えないと、本来体幹で支えるべき負荷を首や肩、腰など他の部位で代償しなければならず、それらの部位に過度な負担がかかります。
代償動作が生まれるメカニズム
人間の体は非常に賢く、ある部位が機能しない時には別の部位でカバーしようとします。これが代償動作です。
K様の場合、腹筋が使えないため、足を上げてキープする動作を首や肩の力で補っていました。一見すると動作は完成しているように見えますが、本来使うべきでない筋肉に過度な負担がかかり、痛みや怪我のリスクが高まります。
さらに、代償動作は連鎖します。首や肩で無理に支えると、その負担は背中や腰にも波及し、全身のバランスが崩れていきます。
なぜ体幹が使えなくなるのか
体幹が使えなくなる原因は様々ですが、多くの場合、姿勢の歪みや筋力のアンバランス、神経の働きの低下が関係しています。
K様の場合、体が左側に傾いており、背中も丸くなりやすい状態でした。このような姿勢の歪みがあると、腹筋に適切に力を入れることが難しくなります。
また、長期間にわたる痛みや不調により、体を守るために無意識に力を抜いたり、特定の筋肉を使わないようにする癖がついてしまうことも原因の一つです。
神経整体院alvinusでのアプローチ
丁寧なカウンセリングで現状を把握
施術はまず、K様の体の状態と悩みを詳しくお聞きすることから始まりました。
今週の体調、手首の痛みの変化、パフォーマンス中に感じた首の違和感、座っている時や立ち上がる時の腰の痛みなど、細かくヒアリングしていきます。
K様からは「動く分には前よりは動きやすくはなってるけど、まだちょっと気にはなる」「手首も痛いけど、前ほど何もできないことはない」といった率直な感想をいただきました。
このように、改善している部分と残っている課題を一緒に整理することで、今後の施術の方向性を明確にしていきます。
全身の動きと姿勢をチェック
次に、実際に体を動かしてもらい、全身の状態をチェックしました。
歩く動作では、以前ほど左側に寄っている感じはなくなっていました。手首も、完全には痛みが取れていないものの、体重をかけられる範囲が広がっていました。
一方で、腹筋を使おうとすると肩に力が入ってしまう、片足立ちでバランスが取れない、座った姿勢から立ち上がる時に腰に負担がかかるなど、体幹や重心バランスに関する課題が明確に見えてきました。
検査の結果をK様にも共有し、「ここが硬くなっている」「ここに力が入りすぎている」といった体の状態を一緒に確認していきます。
神経整体で自律神経を整える
神経整体院alvinusの施術の核となるのが、神経整体です。
神経整体は、体の根本である神経系を調整することで、自律神経の機能を向上させ、全身のバランスを整える施術です。ソフトタッチで痛みがなく、触れるだけで神経の働きを正常化していきます。
K様の場合、肩や背中の緊張が強く、それが腹筋を使いにくくしている一因でした。神経整体で肩甲骨周りや鎖骨周りの神経を調整し、筋肉の緊張を緩めていきます。
施術中、K様は「これだけでも動かしやすくなる」と驚かれていました。
重心バランス整体で体の歪みを調整
神経整体と併用して行うのが、重心バランス整体です。
K様の体は左側に傾きやすく、座った時も背中が丸くなりやすい状態でした。このような歪みがあると、いくら神経を整えても体幹を正しく使うことが難しくなります。
重心バランス整体では、体の歪みを整え、正しい姿勢で立てるようサポートします。片足立ちの練習を通じて、足裏全体で体重を支える感覚を養い、体幹を使って全身を安定させる練習も行いました。
K様には「肩を落とそうとすると、ちゃんとお腹に力が入る」という感覚を実感していただけました。
腹筋を使う感覚を取り戻すトレーニング
体幹が使えない方にとって最も重要なのは、「腹筋を使う感覚」を取り戻すことです。
K様には、仰向けになった状態で膝を引き、息を吐きながらお腹に力を入れる練習をしていただきました。最初は肩に力が入ってしまいましたが、姿勢を調整し、呼吸を意識することで、少しずつお腹に力が入る感覚をつかんでいただけました。
「ここが硬くなっているのがわかりますか?」と触って確認してもらうことで、自分の体の状態を客観的に理解し、どこに力を入れるべきかを学んでいただきます。
このように、ただ施術を受けるだけでなく、自分でも体の使い方を学ぶことが、根本改善への近道です。
施術後の変化とK様の反応
動きやすさと安定感の向上
施術後、K様に再度体を動かしていただきました。
歩く感じは施術前よりもさらに安定し、左側への偏りもほとんど感じられなくなっていました。手首も、以前よりしっかり体重をかけられるようになり、「前は硬くて行けなかったのが、しっかり上に乗せるぐらいまで来ている」と実感されていました。
肩甲骨周りの動きも改善し、「こっちの方が動かしやすい」と、自分でも違いを感じ取っていただけました。
腹筋を使う感覚の芽生え
最も重要な変化は、腹筋を使う感覚が少しずつ芽生えてきたことです。
施術前は全く腹筋に力が入らず、肩で代償していたK様でしたが、施術後の腹筋トレーニングでは「ちょっと入ってる」という感覚を得られました。
「ここが硬くなっている」と自分で触って確認することで、力の入れ方を理解し、「これならここにも入ってる」と納得されていました。
まだ完全に使いこなせるわけではありませんが、この「使える感覚」を得られたことが、今後の改善への大きな一歩となります。
今後の課題と継続ケアの重要性
施術を終えて、K様と今後の方向性を確認しました。
体の動きはかなり良くなってきており、手首の痛みも軽減しています。次のステップは、腹筋を意識して使えるようにし、首や肩で代償しない体の使い方を定着させることです。
「来週もまた練習があると思うので、その時にどうなったか教えてください」とお伝えし、継続的にサポートしていくことを確認しました。
体幹の使い方を変えることは一朝一夕にはできませんが、少しずつ積み重ねることで、確実に変化していきます。
体幹を鍛えるためのセルフケア
呼吸を意識した腹筋トレーニング
自宅でもできる体幹トレーニングとして、呼吸を意識した腹筋運動があります。
仰向けに寝て、膝を立てます。片方の膝を少し引き寄せ、ゆっくりと息を吐きながらお腹に力を入れます。この時、肩に力が入らないよう注意し、お腹が硬くなる感覚を確認します。
息を吐ききったら、ゆっくり力を抜いて息を吸います。これを10回程度繰り返します。
ポイントは、無理に起き上がろうとせず、お腹に力を入れる感覚を養うことです。最初は難しくても、続けることで少しずつ感覚がつかめてきます。
肩甲骨周りの柔軟性を高める
体幹を使うためには、肩甲骨周りの柔軟性も重要です。
肩を大きく回したり、肩甲骨を内側に寄せたり外側に開いたりする動きを繰り返すことで、肩周りの緊張を緩め、体幹を使いやすくします。
特に、肩を落とす意識を持つことで、自然とお腹に力が入りやすくなります。デスクワークの合間や、トレーニング前のウォーミングアップとして取り入れてみてください。
片足立ちでバランス感覚を養う
体幹を使う練習として、片足立ちも効果的です。
最初は壁や椅子に手を添えて、片足で立つ練習をします。慣れてきたら手を離し、30秒程度キープできるよう目指します。
この時、肩に力が入らないよう注意し、足裏全体で体重を支える感覚を意識します。バランスが崩れそうになっても、肩ではなくお腹や足で立て直すよう心がけます。
片足立ちは全身の筋肉を使うため、体幹だけでなく全身の安定性向上にもつながります。
よくある質問
腹筋が使えないのはなぜですか
腹筋が使えない原因は、姿勢の歪み、筋力のアンバランス、神経の働きの低下など様々です。長期間にわたる痛みや不調により、無意識に特定の筋肉を使わない癖がついてしまうこともあります。神経整体で神経の働きを正常化し、重心バランス整体で姿勢を整えることで、腹筋を使いやすい状態に導きます。
代償動作を続けるとどうなりますか
代償動作を続けると、本来使うべきでない筋肉に過度な負担がかかり、痛みや怪我のリスクが高まります。また、代償動作は連鎖するため、一部の改善だけでは別の部位に負担が移り、悪循環に陥ります。根本的な体の使い方を変えることが重要です。
施術は痛くないですか
神経整体院alvinusの施術は、ソフトタッチで痛みがありません。触れるだけで神経の働きを調整するため、強く揉んだり押したりすることはありません。施術中に眠ってしまう方もいらっしゃるほど、心地よい施術です。
どのくらいの期間で改善しますか
症状の程度や個人差により異なりますが、多くの方は数回の施術で変化を実感されます。体幹の使い方を変えるには継続的なケアが必要ですが、一回ごとに確実に体は変化していきます。お客様の状態に合わせた施術計画をご提案します。
自宅でできるケアはありますか
呼吸を意識した腹筋トレーニング、肩甲骨周りのストレッチ、片足立ちなど、自宅でできるケアは多数あります。施術時に、お客様の体の状態に合わせた具体的なセルフケア方法をお伝えしますので、日常生活に取り入れてください。
プロのアスリートも通っていますか
はい、神経整体院alvinusには、サッカー日本代表シュミット・ダニエル選手、車椅子バスケ日本代表藤本玲央選手、マイナビ仙台レディース所属選手など、多数のトップアスリートが通われています。プロが自分の体を預けるレベルの施術を、一般の方にも提供しています。
完全予約制ですか
神経整体院alvinusでは、お一人お一人にしっかり向き合うため、完全予約制となっています。プライベート空間でゆっくりリラックスして施術を受けていただけます。ご予約についてはお気軽にお問い合わせください。
まとめ|体幹から変える根本改善
今回ご紹介したK様の事例は、「痛みが取れること」と「正しく体を使えること」は別の問題であることを示しています。
手首の痛みや体の不調が改善してきても、腹筋が使えず代償動作で体を使っていると、新たな痛みや怪我のリスクが生まれます。
神経整体院alvinusでは、神経整体で自律神経を整え、重心バランス整体で姿勢を調整し、さらに体幹を使う感覚を取り戻すトレーニングまで、多角的にアプローチします。
国家資格を保有し、プロアスリートからも信頼される確かな技術で、あなたの体を根本から変えていきます。
動けるようになってきたからこそ、正しい体の使い方を学び、パフォーマンスを最大限に引き出しましょう。
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